中讃広域圏2市3町(丸亀市・善通寺市・琴平町・多度津町・まんのう町)の窓口担当職員を対象に、「共通の武器で課題の苦痛を解体する」をテーマとした窓口改革プロジェクトの第1回研修会を開催しました。
第1部 座学:HXから始めるDXとBPR
デジタルを単なるIT化(システムの導入)と捉える誤解を超え、業務そのものを見直すBPR(業務再設計)の重要性について共有しました。 「デジタルは手段、人が主役」というHX(Human transformation)の考え方を軸に、住民の幸福度(Well-being)向上を目指す中讃広域圏のDXコンセプトについて改めて認識を深めました。また、プロジェクトのロードマップとして、運用の見える化から共同運用の検討に至るステップを確認しました。
第2部 ワークショップ:現場の「痛み」の可視化とSCC分析
「書かない・待たせない・回らない」窓口への再設計を目指し、実践的なワークショップを行いました。
ワーク①:現場の「痛み」の見える化(ペンポイントマッピング) 住民視点の不満(青色付箋)と職員視点の業務負担(赤色付箋)の両面から、死亡届や転入出に伴う現場のリアルな課題を模造紙に書き出し、ボトルネックを特定しました,。
ワーク②:解決策の「解剖」(新・SCC分析) 特定した課題に対し、Stop(やめる・なくす)、Change(置き換える・変える)、Connect(つなぐ・連携する)という3つの視点(新・SCC分析)で、実行性の高い改善策をデザインしました。
今回の研修を通じ、「自庁の当たり前を疑う」視点を持つとともに、市町を超えた職員同士が共通の武器(フレームワーク)で課題を解体する経験を共有できました。
今後の展望
今後は、策定した改善策を基に、実際に他市町の窓口を相互に体験・検証する「窓口体験会」を実施する予定です。現場の職員一人ひとりの声を原動力に、中讃広域圏一体となった窓口改革を加速させていきます。
