四季多彩な、故郷の表情が輝きます。
豊かな大地の実りと穏やかな気候風土に恵まれて、古くからの人々の営みを育むまち。讃岐富士と呼ばれる飯野山を望む北の平野部から善通寺、琴平、満濃池をへて、南の阿讃の山並みに迫れば、今なお自然のままの緑が色濃く息づきます。春咲き競う花々、夏青空の下一面の緑となる田畑、山裾や社寺を錦繍に染める秋の紅葉、冬の落ち着いたたたずまいと、その四季の移ろいは千変万化。多彩な、ふるさとの表情が輝きます。
丸亀市
丸亀城
高さ日本一の石垣に鎮座して400年の歴史を刻む丸亀城。大手門から見上げる天守閣は威厳に満ち、夕暮れの天守閣は優しさをまとって、心を和ませます。400年の時を経た今日でも決して色あせることなく、自然と調和した独自の様式美をはっきり現在に残しているのです。「石垣の高さ、美しさ」から、(財)日本城郭協会が選定した「日本の100名城」にも選ばれ、花見や散歩など市民の憩いの場として親しまれています。
善通寺市
善通寺(ぜんつうじ)
真言宗善通寺派の総本山で、四国霊場第75番札所。弘法大師(空海)の誕生の地として有名で、京都の東寺、高野山の金剛峯寺「こんごうぶじ」とともに空海の三大霊場の一つ。約23万平方mの広大な境内は東西2つの院に分かれ、東院には五重塔、金堂、常行「じょうぎょう」堂、鐘楼などが立ち並ぶ。誕生院とも呼ばれる西院は、御影堂「みえどう」に戒壇「かいだん」巡りの暗い地下道が設けられ、奥殿は大師生誕の地とされる。宝物館には、木造地蔵菩薩立像や木造吉祥天立像(ともに重要文化財)をはじめ数々の寺宝が展示してある。
琴平町
金刀比羅宮
こんぴらさんと呼ばれて親しまれている、海の守り神、全国の金刀比羅神社の総本社です。
長く続く参道の石段が有名で、奥社まで登ると1,368段にもなります。
現存する日本最古の芝居小屋「金丸座」や、桜の名所としても有名です。
多度津町
県立桃陵公園
多度津の観光は春の桜から始まります。眼下に広がる瀬戸内海の青い海と多島美をバックに、2,500本のソメイヨシノの花吹雪舞う桃陵公園。子供たちの笑い声と共鳴するメロディー時計「カリヨン」をはじめ、楽しいイベント広場にアスレチック広場。そして、四季折々の緑と花にふれあう散歩道、多度津ゆかりの文人たちの文学碑めぐりなど、やさしい自然に囲まれ、時間を忘れて夢中になるコミュニティーランドです。
まんのう町
国営讃岐まんのう公園
空海が修築したわが国最大のため池、満濃池。その北東岸の接する丘陵地に広がる「国営讃岐まんのう公園」は四国初、全国で12番目の国営公園として、全体面積350haのうち80haの区域が開園し、誕生しました。豊かな自然と空海ゆかりの文化的土壌を生かした四国における文化、四国最大規模を誇るオートキャンプ場などスポーツ、レクリエーションの一大拠点です。